解離性同一性障害をもった私

解離性同一性障害 いわゆる多重人格と診断されたのは私が23歳の頃だ。

 

今は27歳になるが、昔から何を考えているか分からないなどいろんなことを言われてきた私であるが

実は看護師として精神科に務めていたのである。

 

私の家庭は複雑だった。

母は看護師。父親はヤクザ。

下には8歳歳下の妹がいる。

 

父親はアルコールが入ると人が変わり

母を殴る姿をずっと見てきていた。

その標的が私に変わったのは小学校1年生の頃である。

いきなりペットボトルを投げられたかと思えば

首根っこを捕まれいきなり床に頭から押し付けられ、立てっ!立てっ!と言われながら何度も蹴られたことを鮮明に覚えている。

青アザができ、学校に知られるといけないと思ったのだろう。

1年生の頃はろくに学校にも行かしてもらえず、

ずっと殴られていたことを今でも忘れることができない。

 

私は何人もの私をもつ。

 

これらは過去のつらい記憶から助けるために

出てくる人格たちだ。

家も分からなかったり、知らない間にリストカットだらけになっていたり。

 

私の幼少期から今に至るまでを

これから記録として残していくことにする。